2017/05/18
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CSVファイルとは?
Excelで作ったデータを会計ソフトに取り込むとき、CSVファイルにしてからでないと取り込めないことが
よくあります。
このCSVファイルって何なのでしょうか?
噂では、CSVファイルは計算式などのデータがなくて軽いとか色々取り沙汰されていますが、結局
よくわからないままになっている人も多いのではないでしょうか。
Excelファイルとどう違うのかに焦点を当てて解説したいと思います。
Excelファイルとは拡張子が違う
Excelというアプリケーションでつくったファイルは大概、Excelファイルで保存するかと思います。
その時、ファイル名に .xls, .xlsmといった拡張子が表示されます。
でも、ExcelというアプリケーションでもCSVファイル保存することもできます。
その時、ファイル名に.csvといった拡張子が表示されます。
パソコンの設定によっては拡張子が表示されないようになっていますので、
設定を変更しておきましょう。
僕が使っているWindows8では、ライブラリを選択して
表示をクリック
ファイル名拡張子にチェックを入れます。
そうすると、ファイル名に拡張子が表示されて、どのファイル形式で保存しているのかがわかります。
CSVファイルを理解する上で注意したいのが、ExcelというアプリケーションでもCSVファイルは作れるという
ところです。
さらにいうと、CSVというアプリケーションはありません。
上の図はどちらもExcelというアプリケーションで作ったファイルになります。上がCSV形式のファイルで
下がExcel形式のファイルです。
とっても似ていますが違ったファイル形式です。アイコンだけでは区別が付きづらいので、やっぱり拡張子
が分かるようにしておいたほうがいいでしょう。
ExcelファイルはExcelでしか開けない!
Excel形式のファイルはExcelというアプリケーションでのみ開くことが可能です。
試験的に、Excel形式で保存したファイルをメモ帳というアプリケーションで開いてみましょう。
下のExcelシートを
Excelファイル形式で保存します。
先程保存したExcelファイルをメモ帳で開いてみます。
開くを選択してみると・・・
文字化けして開くことができませんでした。
一方、下のエクセルシートをCSV形式で保存してみましょう。
これをCSVファイル形式にして保存します。
そしてこのCSV形式のファイルをメモ帳で開くと、下の図のようにちゃんと開くことができます。
Excelで作ったデータは、CSV形式で保存することによって会計ソフトに取込める
Excelファイル形式で保存したデータは、Excelというアプリケーションでしか開けないので、当然
会計ソフトでは基本的に開くことができません。
なので、ExcelファイルをCSV形式にしてどのようなアプリケーションでも開くようにしておく必要が
あるので、CSV形式でデータを保存する必要が出てくるのです。
単にデーだが軽いから、CSV形式にするということではないんですね。
- 編集後記
先日、税理士会の月例会に出席してきました。もういいかなという感じです。
(昨日の1日1新)
せんげん台駅前みずほ銀行ATM