2017/05/18
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今、経理を丸投げできている人は気をつけよう
経理の丸投げとは、個人事業主、法人問わず会計事務所にレシートの入力から申告までを
頼んでしまうことです。
このようなサービスが今後も存在していくかは不明です。今のうちから自分で経理を
できるようにしておくことをおすすめします。
記帳代行は機械でもできるので安くて当たり前?
個人の確定申告で1年分の記帳代行と申告が10万円でできてしまうラッキーな
人がいます。
これを1ヶ月あたりの金額になおすと、1万円以下の金額です。
この金額が今の携帯電話料金よりも高いのでもっと安くてもいいのではと思う人もいるかもせれません。
また、この記帳代行サービスが新聞雑誌では機械に取って代わられる仕事の最右翼として挙げられることも
おおいので、安くて当たり前と考えてしまう人も多いと思います。
でも、どうしたって1年分の経理丸投げ代金が人間である会計事務所に依頼するのが10万円というのは
安すぎます。
電話という機械で通話すれば1分2,30円で済むことが、人間である飛脚を使って通信しようとすれば
それ相応の料金はかかります。(料金が高すぎるのと、時間がかかりすぎるのでもはやこのサービスはありませんが)
記帳代行も同じで、入力する人間からすれば時間がかかり大変な作業になります。
今の確定申告料金で会計事務所に依頼できているのは、実際に入力している人材が
低いお給料で頑張っているから可能なのです。
このような人材は将来存在しなくなる
機械に取って代わられると言われる記帳代行という仕事に就こうという若者はいません。
それに加え少子高齢化で自然と生産年齢人口は減っていきます。
そうすると会計事務所で入力を担当してくれる人材が不足してくることになります。
当然、会計事務所では記帳代行の料金を上げざるを得ません。
この現象は5年後か10年後かはわかりませんが確実に来るでしょう。
そうなったときに高い料金を払って申告をするのか自分で申告できるのかは大きな差となるでしょう。
(あと、2,3年で廃業を考えているのであれば、そのまま会計事務所に丸投げでいいと思います)
ひょっとしたら、自分で経理できない人は事業を継続できなくなるかもしれません。
5年後10年後を見据えて自分で経理できるようにしていく
freeeやMFクラウドといった通帳のデータを自動で取り込んでくれるサービスが出てきています。
文字どうり記帳代行を機械でやってくれます。
利用料金は、今頼んでいる会計事務所より安く済みます。今後はこのようなサービスが主流となって
きます。少し、やり方にコツがあるので最初は苦戦するかもしれませんが一度覚えてしまったら
楽にできます。
今のうちから勉強していきましょう。
もっと言ってしまえば確定申告も自分でできてしまいます。税理士に頼まなければいけないという法律は
ありません。
一度、ご自分で申告してみることをおすすめします。
僕は、税理士ですけど、税理士のいない世界が理想だと考えています。
- 編集後記
筋トレで背中への効かせ方がだんだんわかってきました。いい兆候です。
(昨日の1日1新)
弥生会計インポート、エクスポート
スミスマシーン