2017/05/18
意外と知らない自分の財布の中身
財布の中身の残高を1円単位で把握している人はあまり多くないかもしれません。
1日1回、財布の中身の残高をチェックするだけで、お金の管理のセンスが磨かれ
ます。
税理士として担当した顧問先でも、現金の管理ができているところの経営はうまく
いっているところが多かったですよ。
Contents
ただ単に残高を確認するだけではダメ
Excelでもノートでもいいので、1日の最初の残高と、支出した金額をメモして
1日の最後の残高を記録します。その記録した金額と実際の財布の残高が
あっているかをチェックします。(以下、このメモのことを現金出納帳ということにします。)
現金座高はブラックボックスになりやすい
銀行預金は、通帳に印字されたり、ネットバンキングでスマホから残高を確認でき
ます。
現金は、使ったことが特に記録されないので残高が把握しずらくブラックボックスに
なってしまいます。
逆にいうと銀行預金並みに記録できていれば大丈夫ということです。
なにごとも管理するには記録することが求められるのですね。
でも、どうやって記録したらいいのでしょうか?
1.もらったレシートを保管する
まずは、これを徹底しましょう。喫茶店やコンビニでもらったレシートは捨てないようにします。
いつも、レシートはゴミになるからともらうのを拒んでいる人はこの段階でつまづいてしまうでしょう。
でも現金出納帳と財布の中身を合わせるんだという意識があれば、自然とレシートをもらうようになりますので
大丈夫です。
2.レシートをもらえなかったり、もらい忘れた場合はメモを残す
スマホのメモアプリでメモを残すのがおすすめです。特におすすめなのがFastEverというメモアプリです。
起動が早いのと挙動が安定しているので、すぐにメモることができますよ。
3.もらったレシートはノートに貼り付ける
写真のように貼り付けます。日付ごとに分けると見やすいです。多い日には5枚ぐらい重なってしまいますが
一枚一枚上にズラして貼っていくと後で確認しやすいです。
貼り付けるときに使う糊(のり)はこのようなテープ状のものがおすすめです。
スティックタイプよりもムラにならず、素早く貼り付けることが可能ですよ。
4.貼り付けたレシートやメモを現金出納帳に記入していく。
今日最初の残高から、支出した金額をレシートやメモを見ながら記入して
最後の残高を計算します。支出した金額をすべて把握できていれば
現金出納帳の金額と、財布の中身の金額は一致しているはずです。
もし違っていれば、支出した金額に漏れがないか今日1日の行動を思い出してみましょう。
どうしても分からなかったら、しょうがありません、あきらめて実際に財布にある金額を
明日の初めの残高として、リセットしましょう。絶対に合わせなければならないとハードルを
上げてしまうとストレスになります。
現金管理のためにレシートを貼ったり、メモを残すことを習慣づけることから初めましょう。
慣れてくれば現金出納帳の残高と財布の中身の金額が一致してきますよ。
最後に
家計簿アプリなどもありますが、アプリの残高と財布の中身を一致させるのは難しい印象です。
まずは、アプリではなく、手書きやExcelで現金出納帳を自分で記入していく方法がいいと思います。
帳簿残高と財布の中身を一致した時は嬉しくなってきますよ。
- 編集後記
稀勢の里関が2敗で頑張っています。期待すると負けてしまいそうなので知らん振りしてます。
(昨日の1日1新)
井上フォトスタジオ