2017/05/18
最近こんな漫画が流行っているみたいです。
大体書いてある内容は想像できます。
僕は、埼玉県民なので、読みたくないです。
多分、埼玉県民を馬鹿にした内容なのでしょう。
埼玉県が他の県民からあまり良く見られない
原因を考えてみました。
人気のない理由
1.観光スポットが少ない。
関東の他の県に比べると、圧倒的に観光できる
場所が少ないです。そして、海もありませんし、
平地が多く退屈な感じがします。
2.東京に近いため、人が多い。
中途半端に都会。
3.歴史上、あまり、取り上げられていない。
有名な戦国武将がいるわけでもなく、合戦
があったわけでもなく、メリハリがない。
4.名物が少ない
埼玉名物と行ったら、コレというものがありません。
以上が、埼玉県民である僕が、感じている埼玉です。
そこで埼玉県民が自慢できそうなものを調べてみました
まずは、歴史から
埼玉県は、江戸時代宿場町として、栄えました。
大宮や浦和は中山道、僕の住んでいる越谷は春日部と
同じく日光街道の宿場町でした。
越谷市に、御殿町という地名があるのですが、
そこはかつて徳川家康が、鷹狩の休憩場として、
越ケ谷御殿を建てたところです。
徳川家康が近所で鷹狩をしていたと考えるとワクワクします。
(イメージ図)鷹狩ってかっこいいですよね。
たくさんの川に囲まれた豊かな土地で米や野菜を作って
江戸の街に供給していました。
こう考えると、江戸時代は、江戸と日光、や京都などの中継点
として、そして、将軍家の遊び場として、さらには、江戸の食料を
確保するためと、江戸と埼玉(武蔵の国)は密接な関係が
ありました。
密接というか、ほぼ、一緒の地域と考えられていたような気
がします。
次に、埼玉という名称について
埼玉県行田市にさきたま古墳があります。
(国宝 金錯銘鉄剣が出土されたことで有名)
そのそばに前玉神社(さきたまじんじゃ)があります。
前玉(さきたま)は幸御魂(さきみたま)ともいい、
コレが埼玉県名由来となったと言われています。
幸御魂(さきみたま)は、神道における「一霊四魂」のひとつで
人を愛し育てる力を司っているらしいです。
幸御魂(さきみたま)をイメージしてデザインされたのが
勾玉(まがたま)を16個円形に並べた、埼玉県章です。
改めて県章を眺めてみると、意外とかっこいいですね。
まとめ
埼玉県の場合、県章とか埼玉の名称由来、そして
さきたま古墳あたりに意識を向けると、東京に負けない
アイデンティティがもてそうです。
ちょっと、さきたま古墳に行ってみたくなりました。
古代までさかのぼれば、まだまだ埼玉いいところが
発見できそうな予感がします。
- 編集後記
自分の住んでいるところの歴史を調べると
以前よりも、愛着がわいてきます。
特に、埼玉の名称由来が個人的に
かっこいいなと思いました。
埼玉は好きでしたが、かっこいいと思ったことは
初めてかも知れません。
(日記)
夏日が今日で3日連続のようです。
冷水シャワーがいつのまにか心地いい
季節になりました。
(訃報)
昨日蜷川幸雄さんがお亡くなりになりました。
埼玉県出身の方でした。ご冥福を
お祈りいたします。