2017/05/18
試験前に不安になるのは当たり前
税理士試験は1年に1回しかありません。そのためにいろんな物を犠牲にしてきた
わけですから、どうしても不安になります。
僕が試験前に不安だったこと
・覚えた理論が本当に出るのか?違う専門学校の山が当たってしまうではないか?
・試験後の就職活動のこと(ある程度試験に手応えがあればいいが、全くダメだったらどうしよう)
・答練でもたまに電卓の打ち間違いをしてしまうが、本番は大丈夫だろうか?
試験そのもののことと、試験後のことがとても不安でした。
不安を断ち切るためにやったこと
受験生当時よく読んでいた小池龍之介さんの本を実践していました。
小池さんは著書「考えない練習」の中で、イライラ、不安は練習でなくせると説いています。
不安な気持ちになってきた時は、呼吸なり、今触っている鉛筆の感覚なりに
意識を向けるようにすると、頭が空っぽになりなんにも考えなくてすみ楽になれますということです。
先程挙げた不安なことが頭をよぎったら、電卓のキーに指が当たる感覚、ペンを握っている感覚、
呼吸が浅くなっていないかどうかに意識を向けるようにしました。
そうすると、不安な気持ちが少なくなり(完全には無くなりませんが)、勉強に集中できました。
今受験生だったらやってみたいこと
もし、今の僕が受験生だったら、何も考えないようにすることからもう少し踏み込んで、理想像を
イメージしながら勉強してみたいです。
例えば、誰も覚えない理論を暗記している時に、本試験でバッチリ出題されているイメージとか
本試験中、電卓の調子が絶好調で、いつもの2割増しのスピードで解答できているイメージ、
さらに、本試験中、ゾーンに入ってしまい周りの音が一切気にならない状態に突入してしまうといったいいイメージを
もって、普段の勉強をするというやり方です。
コレは、スポーツ選手などが取り入れているイメージングという方法かも知れません。
このいいことしかイメージしない訓練を積むと、不安感はさらに少なくなってくると思いますので、
本試験前、不安で勉強ができなくなってしまう人にはおすすめです。
- 編集後記
昨日は税理士会越谷支部で登録のための面談がありました。15分ほどで終わってしまいました。
無職期間に申告業務をやっていたか、6ヶ月以内に事務所を移転する予定はあるかを聞かれました。
そのあと、支部でのサークル活動などの説明を受けて終了しました。
(昨日の1日1新)
越谷駅前のOBカフェ