2017/05/18
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税理士バッチをもらってきました
昨日、「税理士新規登録者入会式」に行ってきました。8月25日付けで登録は済んでいたのですが、
バッジと税理士証票をもらっていなかったので正式には昨日が税理士1日目ということになります。
1年半前までは自分が独立するなんて考えてもみもませんでした。
名著が人生を変える
名著とはいったいどういう書物のことを言うのでしょうか。とっておもおもしろいストーリーの小説も名著といえるかもしれません。
僕の場合の名著の定義は、人の人生を変えてしまう書物のことをさします。
成人してから、何冊かの名著に出会ってきました。小池龍之介著「考えない練習」、落合正勝著「男の服装術」などがそうです。
今回の独立という転機にも1冊の名著が存在していました。井ノ上陽一著「ひとり税理士の仕事術」という書物に出会い
人生が変わりました。
「ひとり税理士の仕事術」との出会い
この本との出会いはちょうど1年ほど前になります。
この頃、勤めていた事務所のボスから行きたくもないセミナーに参加するように命令がありました。
いやいや参加したセミナー(どんなセミナーかもう忘れてしまいました。)会場の入り口に税金関係の
本が並べて売られていて、難しそうな題名の本の中に混じって「一人税理士の仕事術」というわかりやすい
タイトルの本があり、手に取り目次を見て面白そうだったので買いました。
セミナー中もその本を読んでいたので、どんなセミナーか忘れているちゃっているのです。
その前から雇われている自分に違和感を感じ始めていた
条件のいい会社で働ければ、なんの疑問もなく働けていたでしょう。でも、僕が働いてた事務所は
拘束時間が長く、仕事の研究をする時間も取れなかったので不満でした。
そして、税理士として独立しなければ自分のいいと思ったことを実践するのは難しだろうということを
潜在的に感じはじめてもいたところです。
たぶん自分では気づいていない深いところで独立というレールを敷きだしていたのだと思います。
独立する前に起こる現象
独立することに後ろ向きの人、潜在的にも独立を希望していない人のところには、独立に対しての
情報が集まらないか、ネガティブな情報ばかりに目がいってしまうような気がします。
一方、独立に前向きな人、潜在的に独立を希望している人のところには、独立に対しての情報が
集まってきて、しかもポジティブな情報がどんどん飛び込んでくる印象です。
実際、僕の場合も雇われている自分に違和感を感じ始めるようになってから「ひとり税理士の仕事術」
に出会うことができました。そしてここに書かれている内容について好意的に受け取ることができたのも
自分の中にそのような下地ができていたからだと思います。
名著は人を行動に移させる
前出の「考えない練習」では、僕を瞑想という行動に移させ、「男の服装術」では僕にイタリア製の茶靴を購入する
という行動に移させました。
「ひとり税理士の仕事術」も読んで、税理士として一人でやってみたくなって、雇われている自分に我慢できなくなり
去年の9月に事務所を辞めるという行動に移させました。
そこから、なんだかんだかかってしまいましたが、昨日めでたく税理士の入会式を迎えることができました。
- 編集後記
入会式では高齢の新規登録者が半数以上を占めていました。
その人達は税務署OB組らしいです。
埼玉、茨城、群馬、栃木、新潟だけの現象なのでしょうか。
(昨日の1日1新)
いきなりステーキ