2017/05/18
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思考の癖から抜け出す、合言葉
例えば、会社の上司から小言を言われた時、頭の
中で、どうでもいい思考が空回りしてはいないでしょうか。
なんか今日は、ついていないとか、どうして僕だけ言われなきゃ
いけないのだろうかと考えてしまいがちです。
そんな時は、そのどうでもいい思考のループを強制終了させる自分なりの
合言葉を持っていると便利です。
エクセルマクロのプログラミングにもループをぬけ出す合言葉がある。
エクセルのマクロというのは、いつも自分でやっている作業をプログラミング
に書き換えて、エクセルにロボットのように作業させる便利な機能のことを
いいます。
エクセルのマクロを習うとき最初に覚える構文にFOR NEXT構文というものがあります。
例えば、
For gyo=1 to 20
range(“A” & gyo).value=1
Next
というプログラミングの時は、A列の1行目から20行目まで「1」という数字を
記載します。
つまり、「1」という数字を書くことを20回繰り返すという構文です。
僕たちの脳も、思考を繰り返す癖がある。
僕たちの脳も、どうでもいい思考を繰り返すようにプログラミングされています。
まるで、このFor Next 構文の中でぐるぐると同じ作業を繰り返す、のと似て。
このループをぬけ出すためのマクロの記述にExit Forがあります。
先ほどのFor Next構文に、Exit Forと記述すると、ループから脱出できます。
ある、一定の条件を満たせばぐるぐると同じ作業を繰り返さないで済むように
プログラミングを組むことができるのです。
負のループから抜け出す合言葉を持とう!
何かの拍子に、自分の頭がネガティブな思考のループにハマってしまっていると
気づいたら、そのループから脱出する合言葉を決めておくことをおすすめします。
僕の場合は、「ドンマイ」、「大丈夫、大丈夫」、「かえって良かった」
などの前向きな言葉を使うようにしてます。
自然と、ネガティブ思考のループから抜けだして、前向きな考えが浮かぶようになってきます。
- 編集後記
マクロのプログラミングを勉強していると、自分も脳に組み込まれたプログラミングを
忠実にこなしているだけの存在なのかなと感じることがあります。
そのプログラミングのことを本能ということもあるかと思います。
でも、僕の心がけ次第で、自分で自分のプログラミングは書き換えることができるし、無限の選択肢の中から
自分で自分の道を選択することができます。
+ネガティブシンキングのループから抜け出す合言葉を作るとしたら、どんな言葉を選ぶ?