2017/05/18
今年の夏に法人会の決算説明会の講師を勤めました。
人前で喋るのは初めての経験となりました。
独立していろいろと経験していこうと思い
税理士会のススメでこの講師を引き受けました。
人前で喋るのって自分では向いているのかわかりませんでしたが、
やってみてよかったですね。
僕はブログで情報発信続けています。
ブログで情報発信することと人前で喋ることが
一部シンクロしたのでお伝えしたいともいます。
ドッチが精神的に辛い?
人前で喋るのとブログでの情報発信、
どっちが精神的に辛いでしょうか。
僕の場合は人前で喋るほうがキツイですね。
かといって人前で喋ることが嫌いになったわけではありません。
ただ、人前で喋ると反応がダイレクトだからドキドキするんです。
あからさまにあくびをされたり、眠い雰囲気を出されると
こちらのテンションも下がって行くのがわかりました。
ブログでは1日の訪問者数などが数字でわかります。
逆に言うと数字しかわかりません。
どのような表情で記事を読んでくれているかは想像するしか無いんですね。
(その記事の滞在時間などから)
人前だとそれがダイレクトにわかってしまう。
ある意味残酷だなって感じました。
一人に向かって情報発信するのは同じ
ブログはよくターゲットを決めてその人に向けて情報発信するようにというのが
セオリーです。
ターゲット以外、もっと言ってしまえば
100人のうち1人でもいのでその人にウケるように情報発信するのが鉄則になります。
人前で喋るときも、このセオリーは使えるなと感じました。
今回の決算説明会の参加者は22人でした。
そのうちの1人の方だけ、うんうんと頷いて僕の話を聞いてくれたんです。
救われましたね。この人に。
他の人はものすごく反応が悪かったですからね。
講義の後、エレベーターの前で立っていると、
この方から声を掛けられました。
「10年ほどこの説明会に出ているけど、一番面白かった」
って言っていただけたんです。
ためになったとか、勉強になったとは言ってくれませんでした。
でも僕にとっては「面白かった」が一番の褒め言葉なんですね。
ブログでも面白いと言われるのが一番うれしいですね。
22人出席者がいましたが、1人だけでもそう言ってもらえて良かったです。
この方はもしかしたら僕の人生を変えてしまうかもしれないですね。
もしこの方がいなかったら人前で喋る仕事に苦手意識を持ってしまっていたかもしれませんから。
万人にウケようとしない
ブログでも人前でも、自分の言葉でオリジナリティーある情報発信していけば
少人数でも人の心を動かすことができると確信しました。
この説明会にも教科書的なものもあったのですが、一切無視して経理実務者にあう内容を具体的に説明しました。
経営者で経理を他の人に任せている人もいましたが(講義を始める前に僕がアンケートしました。)、
その人にとってはつまらないものになったかもしれません。
ですが、しょうがありません。
万人にうけるものなんてありませんからね。